Exhibition希少本・コレクション展示室
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New特別展示室 「全集」第4回2024.11.15 FRI
「日本探偵小説全集」改造社
円本ブームのなか、探偵作家だけの全集を、さらに廉価で
1926年末、改造社が発刊した『現代日本文学全集』によって、いわゆる円本のブームが起こる。
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希少本コレクション 第4回2024.10.17 THU
『鬼火』横溝正史
療養中に少しずつ書き上げるも、紆余曲折を経る表題作を含んだ短編集
1935(昭和10)年9月に春秋社より刊行された短編集で、表題作の他に「蔵の中」「面影双紙」「獣人」が収録されている。
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特別展示室 「全集」第3回2024.9.17 TUE
「小酒井不木全集」改造社
小説から医学の研究まで、幅広い著作を収める
亡くなった翌月(1929年5月)に改造社から全集がスタートしたことからも、小酒井不木への注目度が分かるだろう。
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希少本コレクション 第3回2024.8.16 FRI
『石榴』(限定本)江戸川乱歩
乱歩自身が「最も気に入っている」著書
1935(昭和10)年10月に柳香書院より刊行された江戸川乱歩の限定本である。1000部限定著者署名本だった。
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特別展示室 「全集」第2回2024.7.17 WED
「江戸川乱歩全集」平凡社
乱歩自ら獅子奮迅の働きで編集・宣伝に参加
江戸川乱歩の最初の全集は、1931年5月から翌年5月にかけて平凡社より刊行された。最初は全12巻とされていたが、最終的には1巻増巻されて全13巻となった。
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希少本コレクション 第2回2024.6.14 FRI
『黒死館殺人事件』小栗虫太郎
「奇書」としか形容しようのない作品
今では400字詰め原稿用紙で1000枚を超す長編はまったく珍しくないが、かつては小栗虫太郎…
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特別展示室「その他、企画」第1回2024.5.16 THU
南洋一郎特集
少年少女を虜にして大人気となった秘境冒険小説
少年少女向けの小説は昔からひとつのジャンルとしてたくさんの作品が書かれてきた。
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特別展示室「全集」第1回2024.4.23 TUE
「新作探偵小説全集」新潮社
豪華執筆陣による書下ろし長編を揃える
全10巻、書下ろしによる長編を揃えたこの全集は、日本のミステリー史において特筆される…
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希少本コレクション 第1回2024.4.23 TUE
『無惨』黒岩涙香
「日本探偵小説の嚆矢」となる作品
人間は好奇心が旺盛で、謎めいたことや奇妙な現象に興味を持ってしまう。それをミステリー‥
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特別展示室 「その他、企画」第2回2024.7.31 WED
戦前評論特集
小酒井不木、松本泰、甲賀三郎が先駆けた 黎明期のミステリー評論
現在でもミステリーの評論書はなかなか刊行が難しいが、インターネットなどなく情報収集が…