Exhibition希少本・コレクション展示室
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希少本コレクション 第4回2024.10.17 THU
『鬼火』横溝正史
療養中に少しずつ書き上げるも、紆余曲折を経る表題作を含んだ短編集
1935(昭和10)年9月に春秋社より刊行された短編集で、表題作の他に「蔵の中」「面影双紙」「獣人」が収録されている。
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希少本コレクション 第3回2024.8.16 FRI
『石榴』(限定本)江戸川乱歩
乱歩自身が「最も気に入っている」著書
1935(昭和10)年10月に柳香書院より刊行された江戸川乱歩の限定本である。1000部限定著者署名本だった。
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希少本コレクション 第2回2024.6.14 FRI
『黒死館殺人事件』小栗虫太郎
「奇書」としか形容しようのない作品
今では400字詰め原稿用紙で1000枚を超す長編はまったく珍しくないが、かつては小栗虫太郎…
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希少本コレクション 第1回2024.4.23 TUE
『無惨』黒岩涙香
「日本探偵小説の嚆矢」となる作品
人間は好奇心が旺盛で、謎めいたことや奇妙な現象に興味を持ってしまう。それをミステリー‥