ぷろふいる

「ぷろふいる」は4回に分けて掲載します。
第2回掲載として、1934年1月号2巻1号~1934年12月号2巻12号が加わりました。

京都の資産家の熊谷晃一が1933年5月に創刊。月刊。関西の探偵作家が主たる執筆陣だったが、ほどなく東京支社を設け、探偵文壇の主な作家が執筆するように。評論では井上良夫が意欲的だった。新人発掘が盛んで、左頭弦馬、西尾正、若松秀雄、光石介太郎、金来生、平塚白銀ら、独自のグループをなすほど。大下宇陀児「ホテル・紅館」や蒼井雄「瀬戸内海の惨劇」といった連載もあったが、1937年4月で廃刊。全48冊。戦後に復刊している。