秘密探偵雑誌
江戸川乱歩に先駆けて創作探偵小説を発表していた松本泰(泰三)によって1923年5月に創刊。妻の恵子とともに編集に携わる。月刊。松本作品を中心とした短編のほか、海外の探偵小説や犯罪実話が掲載された。恵子も中野圭介名義で翻訳を。アーサー・B・リーヴ「妖婦」やエドガー・ウォーレス「血染の鍵」の連載もあったが、関東大震災の被害のために廃刊。全5冊。1925年、秘密探偵雑誌復活号と謳って「探偵文芸」が創刊されている。
江戸川乱歩に先駆けて創作探偵小説を発表していた松本泰(泰三)によって1923年5月に創刊。妻の恵子とともに編集に携わる。月刊。松本作品を中心とした短編のほか、海外の探偵小説や犯罪実話が掲載された。恵子も中野圭介名義で翻訳を。アーサー・B・リーヴ「妖婦」やエドガー・ウォーレス「血染の鍵」の連載もあったが、関東大震災の被害のために廃刊。全5冊。1925年、秘密探偵雑誌復活号と謳って「探偵文芸」が創刊されている。